「ひとりでできるもん!」な2・3歳は、なんでも自分で!自分で!のお年頃。
お出かけの時、履かせるのが地味に大変な子どもの靴…。子どもの履きたい!をサポート♪ママたちの秘策をご紹介。
また、足より大きいサイズってなぜダメなの?を解説します。
目次
履く前のサポート
かかとのひもにループをつける
靴のかかとにプラスチックのチェーンリングを取り付けることによって、かかと部分を持ち上げやすく、足を滑り込ませやすくなります。チェーンリングは、100均などで簡単に購入できます♪チェーンリングがない!
また、チェーンリングをつける場所がない!という方は、使わなくなったひもなどを踵に縫い付けてみてください。
中敷にシールを貼る
どっちが右足で、どっちが左足かまだ分からない…。というお子さまにはこれ。中敷にシールを貼って分かりやすくしましょう。
絵が完成すれば、左右が揃います。
剥がれてしまうんじゃない…?とご心配であれば、ワッペンタイプのものや、左右が分かりやすい中敷も販売されています♪
分かりやすく絵で書かれているため、子どもでも直感的に見て分かる優れものです♪
靴を広げる
靴紐、またはベルトをしっかり緩め、靴べらをガバッと開きます。これで準備完了です!
履いている時のサポート
かかとでトントンする
靴に足を入れたら ”かかと” をトントンッとします。この時、つま先でトントンッとしないように注意してくださいね。
足が前に滑ってしまって、指先が自由に動かしづらくなってしまいます。
ベルトタイプは上段から締める
靴にかかとがしっかりフィットしたら、次はベルトです。
ベルトが2つ付いている場合、上段のベルトから締めましょう。
上段から締めることで、足をかかとと甲部分でしっかりホールドでき、安定性を高めます。
また、指先が自由に動かせるため、踏ん張りがきくようになります。
つま先をあげたままベルトをピタッ
シューレース(紐)タイプ、ダイアルタイプ、ベルトタイプ…。全てのタイプに共通して注意して頂きたいのは、つま先を地面に着地させたまま紐を結んだり、ベルトを留めたりしないということです。
つま先が地面に付いてしまうと、足幅が「踏み込んだ時の広がった状態」と同じようになってしまいます。
この状態でかかとと甲を固定してしまうと、着地していない時の状態のフィット感が悪くなってしまいます。
履いた後のサポート
ここで最終チェックです!
怪我をしないよう、ちゃんと履けているか、フィットしているかを見てあげましょう。チェックする項目は2つ!
①つま先に0.5cm〜1.0cmの余裕があるか
つま先に0.5cm〜1.0cmの余裕つま先に余裕があると、足指が自由に動き、強く足を前に押し出せたり踏ん張りがききます。
ここで注意していただきたいのが、子どもの靴はジャストサイズではなく、若干長めに余裕を儲けるということ。
ジャストサイズで履くと、歩くたびに靴の壁に指がぶつかり、折れ曲がってしまいます。この状態が続くと、指が変形する病気になる危険性があります。
子どもはなかなか自分から「靴が小さくなった」とは言いません。
定期的に大きさはどうか聞いてあげたり、中敷が外せる場合は、中敷に子どもの足を合わせて余裕がどのくらいあるのかチェックしましょう。
子どもの足の成長の妨げにならないよう、買い替えの目安は、つま先の余裕が0.2cm〜0.3cm程度になった頃です。
②足回りはちゃんとフィットしているか
足回り、甲全体がフィットしているか以下の3点を触ってチェックしてあげてください。
・指のサイド、指の付け根のサイドにあたる部分はフィットしているか
・甲部分はフィットしているか
・かかとはぶかぶかしていないか
子どもの靴ってすぐ小さくなりますから、大きめの靴を買う…ということもありますよね。
では、大きめの靴はなぜダメなのでしょう?
皆さんは、ぶかぶかの靴を履いた経験あるでしょうか。
その時って、靴が脱げないように、指先で踏ん張って甲を高くしませんか?
子どもの場合、土踏まずが形成途中ですので、その状態が続くと健全な形で土踏まずが成長しにくくなるのです。
お子さまの足は早く成長します。3〜4ヶ月に1回を目安にサイズを確認しましょう。
まとめ
・かかとにループをつける。
・左右がわかるように中敷にシールを貼る。
・靴を広げて、緩めて渡す。
・かかとをフィットさせたまま、つま先を上げて甲を固定する。
・つま先に0.5〜1.0cmの余裕があるかチェック。
・足回りはフィットしているか、ふかふかしたところがないかチェック。
・3〜4ヶ月に1度はサイズを確認する。
最後までご覧いただきありがとうございました!
お子様がすくすく健やかに成長されますように。